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ホルモンについて:知られざるホルモン、プロゲステロン

環境ホルモンにさらされた体は、黄体形成が不完全で、そこから産生されるプロゲステロンが不足します。 今までプロゲステロンは女性の生の分化にあまり関与しないため、重要視されてきませんでした。 しかしエストロゲン使用による乳腺の腫れ、下腹部の痛み、むくみ感、生理過多などが、 プロゲステロンを使用することで比較的簡単に改善されることがあるのです。

プロゲステロンには抗エストロゲン作用があります。卵胞の成熟を停止し、乳腺の張りを取り、 ほてった体を癒します。脂肪によく溶けるため、赤血球の細胞膜について体内を循環します。 したがって採血検査ではなく、唾液検査で濃度の正確な値がわかります。プロゲステロンは明らかな性ホルモンとしての作用、 たとえば性の成熟には関与していません。

しかし全身の臓器にそのレセプターが見つかっていて、生理活性の重要性をうかがわせます。 J.C.プライア博士は「プロゲステロンはエストロゲン以上に骨粗鬆症を予防する」という研究結果を発表しています。

更年期になると、プロゲステロンはエストロゲンに比べて明らかな低値を示します。 したがって急速に低下するプロゲステロンの補充が必要になるのです。アメリカでは更年期障害の治療に、 エストロゲンとともにプロゲステロンの補充を行う医師が増えています。アルフレッド.A.ノップは、 実際この治療を行うと更年期の特有な不快感が解消され体調が改善するとしています。

子宮や卵巣においてエストロゲンに拮抗するプロゲステロンの作用は、子宮の収縮性を低下させ、 子宮内膜の分化を起こし着床ができるようにすることです。つまり妊娠の維持をし、卵巣からの排卵を停止させることです。 そして脂肪代謝を促進する作用もあります。乳腺にたいしては乳腺症の予防、乳がん、卵巣がんの予防、中枢神経にたいしては性衝動を発現する、 母性を発現する、と同時に意識を集中させ、異常な脳細胞の興奮を抑える働きがあります。

一般にはエストロゲン、プロゲステロンは同時に使うことでその副作用が軽減され、心臓発作、骨粗鬆症の予防に効果を発揮するのです。 しかしこの治療も、乳ガンや子宮ガンもしくは静脈炎、胆嚢疾患の既往があれば使用できません。 肝臓疾患な
どがある場合も使用できないことが多いのです。

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