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ホルモンについて:メラトニンは老化に対抗する

松果体は第三脳室の後壁に位置していて、松の実に似た組織です。多くの動物で光を感知する第二の目といわれます。 直接光を感じる部位 ではないのですが、視神経から入った光が視交差上核に働き、メラトニンの分泌が調節されていると考えられます。

メラトニンは、セロトニンという脳内生理活性アミンからつくられます。光の量が減少すると、分泌が盛んになるという性質があります。 すなわち夜の睡眠中に分泌が増え、起床して朝日を浴びると分泌が減るわけです。 一方セロトニンには、動物の行動や睡眠をコントロールし、痛みの感受性を低下させる働きがあります。 そしてメラトニンの働きによって、脳内のセロトニンが増え神経安定作用が促されると考えられます。

メラトニンは性の成熟にも関与しています。女性では子宮や卵巣の発育を抑制し、男性では精巣や前立腺の発育が抑制されます。 それはメラトニンが視床下部に働いて、LHRH(黄体ホルモン放出ホルモン)の分泌を抑制しているからだと考えられています。 LHRHは、女性ではLH(黄体化ホルモン)の分泌を増加させ、排卵を促します。男性では精巣に働いてテストステロンの分泌を増加させます。 LHRHは不思議なことに男女で、その作用がまったくちがうものになります。

ところでラットの眼球を摘出して松果 体の働きを亢進させるという実験では、 成長の遅延と脳下垂体重量の減少、成長ホルモンの含量 減少が起こることから、メラトニンは成長ホルモンの分泌を調整していることがわかります。 つまりメラトニンは老化にもっとも密接に関係するホルモンだと考えられているのです。 三カ月頃から分泌されはじめ(それ以前には母親の母乳に含まれているので分泌されない)、三歳をピークに減少していきます。

サーカディアンリズム(概日リズム)、つまり生物時計をつかさどるホルモンであるメラトニンは、光を感知すると分泌量 は極端に減少します(光依存性)。したがって光に長く当たる環境で成長した人は、そうでない人よりも性の成熟が早まることになります。 また冬の間、日照時間が短くなると起こる気分障害“冬季うつ病”などにも関係しているといわれています。

本来人間は、一日二五時間の体内時計を持っているといわれます。朝日を浴びるとその時計がリセットされ、 新しい一日が始まります。メラトニンを睡眠前に使用すると、時差ぼけやオーバーワークで疲れた体を元のリズムにもどすことができます。 アメリカでは、睡眠薬もしくは若返り薬としてドラッグストアで売られ、一般的に使用されています。 メラトニンの分泌量は七〇歳代になると著しく少なくなり、そのせいで日内変動がほとんどみられなくなります。 夜は寝られず昼に居眠りをするようなメリハリのない生活にはまり、ボケ症状なども進行することが予想されます。


最近メラトニンには免疫増強作用があることもわかってきました。つまりインターロイキン2の免疫効果 を増強したり、TNF(腫瘍壊死因子)や、ガンマーインターフェロンを増加させるといった作用です。 またアメリカのライター博士らの研究から、フリーラジカル除去作用があることも解明されつつあります。 水にも油にも溶けるメラトニンは、脂質でできた細胞膜上でも細胞内でも、体内のあらゆるところで抗酸化作用を発揮できるはずだ、 というのがその根拠になっています。これに従えばメラトニンの生体内の分泌量 が多いほどガンに抵抗できる、 フリーラジカルに対抗できるということになります。

カルフォルニア大学のマイケル・ローズ博士は、高齢出産するショウジョウバエを系統化して長寿の系統を作りました。 このことは晩婚、高齢出産、ゆっくりした成熟は長寿をもたらす可能性があることを示唆しています。

ウォルター・ピエール・パロリ博士とウィリアム・リゲルソン博士らは、その著書『メラトニンの奇跡』で、 「メラトニンは一生を通 じてわれわれの日常のリズムをつかさどり、松果体という老化の時計が衰え、メラトニンの分泌量が減ると、 体の機能も同時に老いていく」と述べています。

現代人は夜遅くまで仕事や遊びにあけくれることが多いため、メラトニンの分泌が減り、 免疫能やフリーラジカルにたいする抵抗力の低下をきたしています。今後もこのような生活スタイルが続けば、 日本人の平均寿命は短くなっていくことが予想されます。長寿のためにはゆったりした生活、たっぷりの睡眠、 ゆっくりした性の成熟のほうがいいのです。

メラトニンは長寿を約束する薬ではありませんが、服用すれば抗酸化作用や生体内時計をリセットする作用が期待できます。 不必要な大量使用では、悪夢を見たり翌朝不快な目覚めを経験することもあることは知っておくべきでしょう。 やはり生理的範囲内で無理のない使用が望ましいのです。


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